手持ち花火なんてかわいいもんです
道の両側から花火を投げ合う人々
車が来るのを狙っている…
外国の年越しというと、ニューヨーク、ロンドン、パリなど主要都市でのそれぞれの国のアイコンともいえる街並みを背景にした盛大な花火を思い浮かべるでしょうか?
ドイツでは花火を販売するのも花火をするのもしてよいのは年末のみと法で決められているため、年越しの瞬間は国内あらゆるところでここぞとばかりに花火を楽しむ人々で溢れます。
特に首都ベルリンはカオスそのもの。
日本では見ないような、個人で楽しむには大きすぎるのではないかと思えるような何十連発もの打ち上げ花火がそこら中であがります。
人でにぎわうところでは道路の走ってくる車に向かって花火を投げたり、道路の両サイドから花火を投げ合ったり。爆竹のような激しい音はまるで戦場さながら。年が明けて数十分もすると街中が煙で覆われるありさまです。
堅実なイメージを持たれることの多いこの国の首都とは思えないほど人々はお祭り騒ぎに狂じるのです。