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ドイツワーホリ行きたい!と思い立ったらまずは知っておきたい準備の手順

留学準備

こんにちは、ドイツ留学コンシェルジュの松本です。

「ワーキングホリデーに行ってみたいけど、何から準備を始めたらいいか分からない!」

「30才になったから1年以内にワーホリに行きたいけど、まだ何も具体的に決まっていない」

そんなあなたに、今日はワーホリ実現までにやっておくべきことをお話ししますね。この記事は、まだ出発まで1年以上あるけれど何から準備をしたらいいのか大まかな流れを知りたい方向けです。

ドイツに行きたい理由、やりたいことをリストアップする

あなたがワーホリに行きたい!と思う理由はなんですか?

ましてや行き先として英語圏ではないドイツを選ぶのはなぜでしょう?

まずは、なぜあなたがドイツワーホリに行きたいと思うのか、理由を書きだしてみてください。

なんとなく頭で「ワーホリに行きたい!行くんだ!」と思っていても、そもそも何でドイツに興味を持ったのか、ワーホリ中にやりたいことを書きだしてみることまでしている人は少ないのではないでしょうか?

ちょっとめんどくさく感じられるかもしれませんが、目的をはっきりさせておくことで準備を進めやすくなりますのでまずはここからスタートすることをおススメします。

 

だって、「ドイツに1年間ワーキングホリデーに行く」というのは同じでも、人によって目的が違いますよね。

目的が違えばドイツ内での行き先も変わってきます。

目的が違えばどれくらいの費用が必要になるかも違ってきます。

せっかく人生に1度きりのワーキングホリデー。

思いっきりあなたのやりたい事を楽しんで充実した1年にできるよう、まずはしっかりと自分と向き合ってみてください。

ここで軸が定まると、渡航先の街や学校選びも進めやすくなりますよ。

 

 

理由って言われても・・・

「大した理由があるわけじゃないけど、なんとなくドイツに惹かれる」

「ドイツに旅行した時にきれいな街並みに惚れたから一度住んでみたい」

こんな理由でいいんだろうか?と心配になる人もいるかもしれませんね。

が、ここで大事なのは、あなたがワーホリに行く目的を明確にすることなので、目的がどれくらい立派だとかそんなことはどうでもいいのです。

くだらないと思うことでも思いつく限り書きだしてみてください。

「ドイツに興味を持ったきっかけはなんだったかな?」

「ドイツの何に惹かれているんだろう?」

「旅行で見たどんな風景が好きだっただろう?」

「1年間ドイツにいられるなら何がしたいかな?」

文字にしてみると、理由が明確になります。

 

「ドイツに行きたい!」と思い始めた一番最初のピュアな気持ちを書き留めておいてください❤

ワーキングホリデーの予算は?資金をしっかり準備しましょう

さぁ、あらためて自分がドイツに行きたい気持ちと向き合ったら、ますます行きたい気持ちが高まってきたのではないでしょうか?

早く出発したい気持ちはよーく分かるのですが、余裕を持って準備をしてもらいたいのが資金です。

ドイツに行きたくてテンション上がっているのに、現実に引き戻すようですみません。

でもなんだかんだ準備で一番大事なことって、余裕のある資金を用意することだと思うんです。これは一朝一夕ではできないことなので(宝くじが当たれば別ですが…)、「ワーホリ行きたいなぁ~」となんとなく考え始めた時から準備を始めてください!

余裕をもって200万円、最低でも150万円

「じゃぁ1年間ワーホリ行くのにいくらあればいいの?」というのがみなさんが一番気になることですよね。

ワーホリの予算は、どのくらいの期間語学学校に通うのか、どれくらいバイトで収入を得られるのか、どのくらい旅行や娯楽に使うのか、によって変わってきます。

だから最初に、あなたがワーホリ中にドイツで何をしたいのかを確認してもらったのです。

 

細かいことをいえば、語学学校によって、また滞在方法をホームステイにするのか学生寮にするのかによっても費用は変わってくるのですが、まずはざっくりとした費用の目安をお伝えします。

ワーホリ1年の予算200万円(最低でも150万円) です。

なぜかというと、ワーホリ全く語学学校にも通わない、バイトもしない、旅行もしない場合でも最低限1年間の生活費はかかりますよね。

海外に行ったって生活費がなくなるわけではないので、あなたがいま日本で生活しているのと同じように家賃や食費は生活していくうえで最低限必要なものです。

じゃぁその生活費としていくら必要なのか。

1ヵ月の生活費(家賃、光熱費、食費、交通費)を10万円と見積もると、1年で120万円です。ということは、ドイツで1年間生活していくのにベースとして120万円は必要です。

これに加えて、航空券代が約12~20万円。

保険料で約5~8万円。

生活費、航空券、保険料の最低限必要な費用だけで150万円前後になるのがお分かりいただけると思います。

だから、最低限150万円は予算として用意をしてほしいのです。

 

語学学校に通うとなるとこれに授業料が加わります。

旅行するならこれに旅行代が加わります。

もちろんバイトが見つかれば生活費費の足しにできますが、いつ頃からバイトを始められるのか、週何回くらい働けるのか、時給はいくらなのか、など準備の時点では不確定な要素が多いので、バイト代に頼らなくても生活していけるだけの費用は準備できるのがいいですね。

 

せっかく1年間ドイツで過ごせる機会なのに、お金が足りなくてやりたいことができない、いつもお金のことを気にして生活しないといけない…という状況は悲しいですよね。

あなたのドイツでやりたいことリストを叶えるために、余裕をもった費用の準備をしてくださいね。

出発まで半年をきったら行き先を検討する

さてさて、ではドイツの中でどこの街に行きましょう?

これまでお話ししてきた「ドイツに行きたい理由を明確にする」「ワーホリ費用を準備する」というのは出発まで1年以上ある人にも始めてもらいたいことですが、出発まで半年を切ったら具体的に渡航プランを決めていきましょう。

これはドイツの魅力でもあるのですが、街によってそれぞれ雰囲気が違うので、行先を決めるのはワーホリ準備の中で一番悩ましいポイントです。

 

最初に書きだした、あなたがドイツに行きたい理由、ドイツでやりたい事、これらが一番叶えられる街はどこなのか。あなたに一番合った街を選ぶのが大切です。

 

とはいえ、まだ行ったこともない街の中から行き先を決めるって難しいですよね。インターネットで人のブログを読んだり、紹介されている街のことを調べても、インターネット上の情報だけではよくわからないことも多いはず。

そんな時は留学エージェントを頼ってみましょう。

各社留学無料のセミナーを開催していたり、無料相談ができるのでお話しを聞きにいってみるとイメージが具体的になるはずです。

語学学校の紹介や見積もりも作ってくれるので、具体的な費用も明確になるので準備が進めやすくなりますよ。

渡航日を決める

いつ出発できるのか、というのは学校やお仕事との兼ね合いもあるでしょう。

航空券の料金が高くなる夏休み時期、ゴールデンウィーク、年末年始は避けたいという人も多いですね。

出発時期は自分の都合に合わせていつでも大丈夫ですが、語学学校に通いたい場合、あなたがドイツ語初心者なら初心者クラスの開始日が決まっているのでその日に合わせなくてはいけませんのでご注意を。

初心者クラスの開始日は毎月第一月曜日にしている学校が多いですが、例外もありますので学校選びの際に自分が行きたい学校の初心者開始日がいつなのかは必ず確認しましょう。

すでにドイツ語を勉強したことがある人であれば、毎週月曜日が入校日なので好きなタイミングで出発することができます。

 

出発日が決まらないと航空券の予約もできないので、おおよその渡航時期が決まったらその3ヵ月前までには学校の入校日を確認しましょう。

ワーキングホリデービザ申請は3ヵ月前から

いざワーキングホリデーに行くとなると、ビザの申請が必要です。

ドイツのワーキングホリデーの場合、国内のドイツ大使館/領事館で申請ができるのは渡航の3ヵ月前からです。4月1日に出発したいのであれば1月1日から申請ができるということですね。3ヵ月より前には申請できませんので、はやる気持ちを抑えて3ヵ月前まで待ってくださいね。

今のところ、ドイツのワーホリビザは発給数に制限はなく、何月何日までに申請しなければいけないといった申請時期の指定もないので、自分の出発時期に合わせてその3ヵ月前からが申請のタイミングとなります。

ここではワーホリビザ申請方法の詳細は割愛しますので、気になる方はドイツ大使館のHPを確認してみてください。

 

とはいえポイントをお伝えしておくと、ワーホリビザ申請には航空券と保険の加入証明が必要です。

航空券が必要ということは、ビザ申請の時点で出発日と渡航先(街によって到着空港が変わるので)が決まっていなければならないということですね。

だから先ほどお話しした渡航先の決定と渡航日の決定は、出発の3ヵ月前が目安になるのです。

計画的にビザの申請まで進められるよう、そして何よりもあなたの目的に合ったワーホリができるよう、ポイントをおさえて余裕をもって準備を始めてくださいね。

松本 美香

ドイツ留学サポートセンターを運営しています。 11才の時に旅行で訪れたドイツの街並みに恋をして「いつかヨーロッパに住みたい!」夢を叶えるため20代後半でフラ...

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